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自分改造計画2

困った。いきなり問題発生だ。

自分を変えるのはいいがその方法がわからない。というか、わかっていたら

とっくに変えていているはずだし、今頃は人気者のはずだ。

理想像はある。話が面白くて聞き上手。みんなから頼られる存在だ。

とにかく女子と気軽に話せるようになろう。まずはそれからだ。

そうじゃないと女の世界であるこのサークルを生き抜くことはできない。

どうするかな・・・

考えた末、オレは入部当時から一番話しかけてくれている外山先輩に

相談することにした。メールを送ったのだが、たったこれだけのことでも

オレにとっては勇気を振り絞らなければできなかった。

時間がかかるな、これだけはわかった。

先輩からはすぐOKの返事が来た。明日の3コマ目がお互いあいていたので

その時間にということだ。


翌日の3コマ目、大学の近くの喫茶店に二人はいた。

「女の子と気軽に話せるようになりたいんだって?これまたどうして?」

ニヤついた表情で先輩は聞いてきた。

「それは・・・えっと、やっぱりサークルは女性しかいませんし、なんだか最近は

つまんない無口な奴って思われてきてる気がして。」

「ふ~ん。でもさ、無口って言い換えれば寡黙ってことで別にいいんじゃないの?

寡黙な男ってかっこいいってイメージもあるしさ。」

「オレのはそういうのじゃないんです。・・・寡黙っていうよりウジウジした暗い奴

なんです。」

「そういうもんかね~。」

なんだか真剣に聞いてくれているような気がしない。

「そうなんです。とにかく本当に変えたいんです。」

声が少し大きくなった。やばい、ちょっと声が震えてる。店員もこっち見てる。

緊張すると声が震えるのも本当嫌だ。

「わかった。ごめんね、ちょっと私不真面目だったね。」

どうやら真剣に応じてくれるみたいだ。

紅茶を勧められて少し落ち着いたオレの様子を見ながら

先輩は自分の考えを教えてくれた。

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自分改造計画

このサークルが将来天国になるとは夢にも思わなかった。

そこは当時のオレにとって地獄でしかなかったから。

女子しかいないのだ。アホか、と言われるかもしれない、

だが、男子校出身、思春期に話をした女性といったら母、妹、あとは従姉妹くらい。

そんなオレにとって女子大生なるものは宇宙人とたいして変わりのない

異星人そのものでしかなかった。

それでもオレはこのサークル以外選択肢はなかった。

大学では美術をしようと決めていたから。

美術部はここしかなった。背に腹は替えられなかった。

自分以外の男子もいずれ入部するだろうとタカをくくっていたが甘かった。

結局男子はオレだけで女子は15人も新たに入部した。

女子に慣れていない初心なところがかわいいと早速かわいがってくれるのは

良かったんだが、まぁ、オレは女子たちのおもちゃ、

いじられキャラになってしまっていた。

ただ、絵を好きなだけ描けるこの環境には満足していた。


4月はよかった。確かにいじられまくったが珍しい男子部員として

チヤホヤされていることは間違いなかったから。

だけど5月(つまり今)になって気が付いた。

あきられてきてしまっている。

基本的にあまり喋らないオレに対して、先輩たちはつまらない奴と認識しだしている。

空気がなんだか重く感じる。自分の居場所がこのままではなくなってしまう気がする。

それだけはなんとしても回避しなくては。

先輩たちに面白い後輩と思われたいし、それに・・・もてたい。

このまま変わらなかったら絵を描く環境を失うばかりか、

彼女いない暦イコール年齢記録がどんどん更新していってしまう。

この環境でそれはバカだろ。

オレは自分改造計画に着手した。

(絵とかは後回しだ。まずは自分を変えなければ。これは・・・最優先事項だ!)


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一人暮らし

ちょっとしたこと

「お疲れ様でした。」

バイト先の弁当屋を出たときはもう夜の10時をまわっていた。

お月さまも雲で見えないあいにくの天気がきっちり八時間働いて

疲れきったオレの気持ちを萎えさせる。

「帰るか。」

今日も特にこれといったことはなかった。大学行って、バイトして。

はじめての一人暮らしから3年にもなるとこの生活にもすっかりなれてしまった。

「ただいまあ。」

部屋に電気をつけて手洗いうがい。

冷蔵庫の中から麦茶を出してとりあえず一杯。

それからシャワーだ。

風呂場からでると次は遅い夕食だ。食事はバイトの日は弁当屋の

あまりを貰えるからレンジで温めるだけ。店長、ありがとうございます。

食費かなり助かってます。温まった弁当の八宝菜にはウズラの卵が

いつもより多く入っていた。最近入った新人が作ったからだろうなあ。

だけど特に何もない日にはこういったちょっとしたことは嬉しい。

テレビ見てネットしてるうちにあっという間に一時をまわってしまっていた。

「寝るかな。」

アラームの設定でケータイを開くとそこにはメールに着信が入っていた。

サークルの後輩で、ちょっと気になる娘からだ!内容はというと・・・

テストの過去問が欲しいそうだ。まぁ何も期待はしてなかったけどね。

いいよいいよ持っていくよ。OKのメールの返信をしてから

布団に入って電気を消した。今日は何もなかったと思ってたけど

バイトが終わってからちょっとした良いことが2つもあった。

なんだか心地よい、グッスリ寝れそうだ。

それに明日良いことが起きそうな気がしてきたぞ。ちょっと楽しみになってきた。

あ、過去問カバンに入れてないな。まぁ朝でいいか。

そう考えてるうちに俺は眠りに落ちていった。


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