FC2ブログ

You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自分改造計画7

先輩に言われたとおり大学生活を謳歌するため

オレは積極的に女性陣に話しかけるようになった。

さらには圧倒的な男女比、需要と供給の不均衡も手伝ったおかげで

オレはかわいがってもらうばかりか、かなりモテるようになった。

俗に言うモテ期というやつだろうか。

入部当時地獄だったサークルは天国に様変わりした。

だけど、それにつれて先輩とはあまり話せなくなってしまっていた。

というよりもなんだか意識的に距離をとられているような気がする。

そんなある日、先輩と仲がいいA先輩が酒の席で話しかけてきた。

話の内容に驚いたー。

話の内容はこうだ。

先輩は男子に全然免疫がなかったということ。

先輩に相談を持ちかけたとき、先輩もA先輩に相談していたということ。

先輩も必死だったということ。

オレのことを入部当時から気に掛けてくれていたこと。

そして、オレのことを好きみたいだということ。

明らかに言いすぎたという表情をしながらA先輩は「これ秘密ね。」と言ってきた。

一番知られたくないであろう本人に知られて、誰に秘密にするのだろうか。

A先輩は酔っ払いながらその後も何か話しかけてきていたがまったく耳に

入ってこなかった。先輩のことしか頭になかった。先輩のかわいい一面を知り、

先輩のことをとても愛しく感じていた。

「もしもし?」

「先輩ですか?ちょっと相談したいことがあるんですけど・・・」

家に帰るとオレはいてもたってもいられずに先輩に電話をかけた。

「なになに~?あっテストのこと?そろそろ近いもんね~。いいよ~。

でも今日はちょっと勘弁して。

飲みすぎちゃったみたいでさ~、速攻寝たいんだよね~。」

「わかりました。それじゃあ明日の空いた時間にお願いしますね。」

「わかった~。それじゃおやすみ~。」

明日必要なのは慣れじゃない。ありったけの勇気だけだ。

次の日、相談場所は大学の近くの喫茶店―初めて先輩に

相談を持ちかけた場所だー

「一応去年の過去問もって来たよ。一通り揃ってると思うんだけど。」

「オレ聞きました。先輩が実は男子に免疫なくって、それでもオレために

協力してくれたってこと。」

「すみません。テストのことじゃないんです。」

「誰から聞いたの?」

先輩の顔が赤い。かわいい。

「それは言った人のためにも秘密です。」

「わかってる。どうせAでしょ?そうに決まってる。それで他には?

他に何か聞いた?」

「それはまぁいろいろと・・・。」

先輩の顔がますます赤くなる。赤くなりながら「あいつ死刑ね・・・」小さく呟く。

「それで先輩、相談なんですけど。」

「・・・何?」

いくぞ、勇気を出せ。

「今度は先輩の特訓を二人でしませんか?先輩の男子への免疫つけるために。

今度はオレがリードして見せますよ。」

先輩が困り顔で笑う。

「だけどそれってもう意味ないんじゃ・・・君とはもう慣れちゃってるわけだし・・・。」

ふりしぼれ!

「オレが先輩と一緒にいたいんです。今度はずっと。」

暑い。手汗がすごい。

先輩の顔もすごい。

「いいの?私年上だしあんまりかわいくないよ?」

「そんなことないです。それにオレ、妹しかいなくって、年上のお姉さんって

存在に憧れてたんです。」

「そっかぁ。それじゃあしょうがないね。」


次の休み

「それじゃあ今日はオレに任せてください。」

「そうする。それでどこに行くの?」

「映画です。」

先輩は笑った。

「まぁいいや。行こう」

歩き出した。だけど今回は以前と違う。

肩を並べて歩いているし、それに・・・オレと先輩の手もつながっている。

                        終わり


参加しています
人気ブログランキング

COMMENT

管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

トラックバックURL:

    (copyボタンはIEのみ有効です)
« | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。